「パフォーマンスの壺」第4回
「見知らぬお客さんへの配慮を忘れずに」
PRESENTED BY HIROO SATO
更新日07.12.12 コメント:0件 トラックバック:0件
「見知らぬお客さんへの配慮を忘れずに」の精神が大切です。
![]()
■対バンという言葉をご存知でしょうか?
一晩に複数のバンドでライブを行う方式のことを言うのですが、アマチュアバンドが出演する多くのライブハウスはこの対バン制を行っています。
対バンの良い点は自分たちのバンドを見に来たお客さん以外のお客さんにも見てもらえる点です。ところがせっかく対バンで行っているのにバンドが終るたびにお客さんが入れ替わってしまう現象がよくあるのです。よくあるというよりも、これはロック系のライブハウスなどでは当たり前の現象とすら言えます。なにしろ出演者が「僕たちの出番は3番目なので21時くらいの出演です」という他の出演バンドを無視した告知をしているからなおさらです。
では自分のお目当てのバンド以外も見てみようと1番目のバンドから見ていたとしても「俺たちのバンドを見に来てくれてありがとうー」だったり、「じゃあ、新曲やりまーす」とか、「みんなもうCD持ってるよねー」などといういかにもそのバンドのファン向けのMCをするバンドが登場していたのでは、せっかく最初のバンドから見に行ってもつまらない思いをしてしまいます。
■なぜ、知らないバンドの演奏は面白くない場合が多いのでしょう?
これは自分たちとは関係の無いお客さんを楽しませるステージングをしていないために起こります。「他のバンドのお客さんを無視なんかしているつまりはない」という意見もきっとあるでしょう。しかし、そういう方に限って見知らぬ方を楽しませるステージングの方法を知りません。知らずのうちに見知らぬお客さんを遠ざけているMCを次から次へと繰り出しているバンドがいかに多いか。多くのバンドは自分たちの近況とCDの宣伝、そして次回やるライブの宣伝なんかをしていますよね。
![]()
■果たしてその話題は見知らぬお客さんに喜んでもらえるMCでしょうか?
「だってMCというのはそういうものでしょ?」と思っていませんか?そういうMCは有名なバンドがやるから通用しているのであって知らないバンドがしていても聞き流されてしまいます。これは多くのバンドがそういうMCをしたりしているので、そういう風にしゃべるのが当たり前だと勘違いをしているに過ぎません。
なぜならあなたが知らないバンドがそういうMCをしていてもそのバンドのCDはいちいち買わないし、「何月何日にどこそこでやるのか、行かなくちゃ」などとは思わなかったはずですよね。私がお客さんだったら「先々のことよりもせっかくライブハウスに来たのだから今、この場を楽しませてくれ!」という気分になります。
それにも関わらず、きっとあなたも同じMCをしてきたはずなのです。極端な話、CDが欲しいのであれば直接ライブ後に聞いてみたり、ネットで調べたりとかしてでも手に入れるのですからわざわざ言わなくてもいいのです。今、あなたはが客席にいるとします。隣にいる知らない方に直接「僕のCD買ってくれますか?」って言えますか?とても言いにくいですよね。つまりそんな言いにくいことをステージ上で客席全員に言っている、それが現実なのです。つまりよく考えると大変失礼なMCをバンドたちは平然と行っているのであります。
■これを回避するためにはどのようにしたら良いのでしょう?
お店の名前を出すということについては第1回で書きました。「今夜はライブハウス○○へお越しいただきましてありがとうございました」。という具合ですね。対バンの場合はさらにこのように続けるのが望ましく思われます。「先ほどの○○バンドさん、とても素晴らしかったですね。○○バンドさんにもう一度大きな拍手をどうぞー。さて2番手は我々山田太郎バンドが皆さんのお相手です。では最初にメンバー紹介から」。こんな具合です。
ロック系のライブハウスにはお客さんがつかないのはこういう指導をライブハウス側が出演者にまったくと言っていいほどしてこなかったこと、そしてなによりも出演するバンドがお客さんを楽しませるノウハウをまったく知らないまま演奏しているからなのです。ジャズなどのライブハウスには一般のお客さんも常連のお客さんも来ます。前述したように「今夜はライブハウス○○へお越しいただきましてありがとうございます。今夜のお相手は○○バンドです」と自分のバンドを見に来てくれた方以外、つまり見知らぬお客さんへライブハウスのスタッフになりかわって「来ていただいてありがとうございます」としっかりMCで言っているのです。
この姿勢こそが大切。
こう考えていくと、自分のファン以外のお客さんにもわかる話やウケる話をしていけば、これまでとまったく違った楽しいステージができるようになります。
ぜひ、MCは見知らぬお客さんへの配慮を忘れずに行って欲しいのであります。
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■PROFILE 佐藤ヒロオ
荻窪ルースター・オーナー
1962年9月18日生まれ。ライブハウス、「荻窪ルースター」、「Rooster North Side」オーナー。音楽雑誌などの執筆他、著書に『荻窪ルースター物語』(ポット出版)がある
ROOSTER本店はこちらから
ROOSTER NORTHSIDEはここでチェック
ギター・コード早見表サイト
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
□■「荻窪ルースター物語」インタビュー by YouTube■□
________________________________________________
「YOU-NEXT編集部のZAKK」参加体験談
★ROOSTER NORTHSIDE(ルースター・ノースサイド)では誰でも参加できるBLUES SESSION/JAZZ SESSIONをやっています。筆者もBLUES SESSIONに参加したことがありまして…、セッションに参加される方々も30代、40代、50代と中年(?)ながら、皆さん音楽が好きないい人ばかりで気さくに話しができますし、初めてでも親切にいろいろ教えてくれるので、リラックスして愉しくセッションに参加できました。
プロ・ミュージシャンの白庄司孝(ブルース・サックス)さんがブルースのセッション・リーダーをやっており、セッション全体をばっちりバックアップして頂けるので、適度な緊張感もあってかなりいい感じのステージになっています。若い頃、ギター、ベース、キーボードなどなど楽器をやっていたが、年とともにやらなくなったな~っ!なんて人は結構多いのではないでしょうか?しかし…、何かのきっかけがないとなかなかまた始めるというのは厳しい状況にあると思います。ルースター・ノースサイドのセッションなら気軽に参加できるので、かつての輝いていた自分(今でも輝いているのだと思いますが…)がここにいるんだ!と思えるし、やっぱ音楽っていいもんだなあ~と再認識させてくれたりもします。
セッションは毎週やっているのですが、月1回でも2ヶ月に1回でも主役になれる時があるっていうのもなかなかオツなモンです。日常をちょっと抜け出してみると新鮮でリフレッシュできて明日からまた元気に行こうという気分になれるのでは…!?
■ブルース・セッションの詳しい情報はコチラをご覧下さい!
http://www.ogikubo-rooster.com/north/session.html
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
★ギター、ベース、キーボード、ハープ、ドラム、ヴォーカルなどなど、ご自分の得意のパーツで参加できます!
☆★☆お奨めブルース・アルバムです!☆★☆
■Robert Johnson

![]()
■B.B. King

![]()
■Albert King

![]()
■Freddie King

![]()
■Buddy Guy

![]()
■Albert Collins

![]()
■クリームの素晴らしき世界 [SHM-CD]<初回生産限定盤>
ロバート・ジョンソンの「CROSS ROAD」のカバーが好きです。殆んどのギター小僧は知っている名演です!クラプトンのアドリブが冴え渡っています。余談ですが…、私も大好きな「Char」さんも「ガキのころ、クロス・ロードのコピーに明け暮れた。レコードが磨り減ったぜ~ッ。」と某音楽番組でおっしゃっておりましたが、確かに耳コピは結構大変なアドリブでした。

![]()
________________________________________________










コメントする