新企画スタート!「気ままにCINEMA!」
第1話「死ぬまでにしたい10のこと」
PRESENTED BY WINEHOUSE
更新日07.12.16 コメント:0件 トラックバック:0件
彼女は23歳。あと2ヶ月の命。初めて「生きると」決めた。
死ぬまでにしたい10のこと 原題:My life without me
監督 イザベル・コヘット 製作総指揮 ペドロ・アルモドバル
2003年 カナダ・スペイン
■「自分の人生があと2ヶ月で終わるとしたら、人はそれまでに何をしたいと思うのだろうか?」主人公アン(サラ・ポーリー)は母として、妻として、娘として、そして1人の女性として自分が死ぬまでにすることを10の項目にまとめた。母である彼女は娘達のために誕生日に贈るメッセージを何年分もテープに録音する。また夫以外の男性と恋をすると決め、実際に偶然知り合った男性と恋に落ち苦しむ。この様子は母であり妻であると同時に1人の女性として生きていたいと願う女性の本音も描き出している。
あなたの「死ぬまでにしたい10のこと」とは何ですか?
□■アンの10のリスト■□
・娘たちに毎日「愛してる」と言う。
・娘たちの気に入る新しいママを見つける。
・娘たちが18歳になるまで毎年贈る誕生日のメッセージを録音する。
・家族でビーチに行く。
・好きなだけお酒とタバコを楽しむ。
・思っていることを話す。
・夫以外の人とつきあってみる。
・誰かが私と恋に落ちるよう誘惑する。
・刑務所にいるパパに会いに行く。
・爪とヘアスタイルを変える。
■物語の冒頭シーンは雨。「雨を感じる。生命のにおいがする」のモノローグが印象的。アンは23歳。大学の構内の清掃作業員をして失業中の夫と2人の娘を支えている。自宅はトレーラーハウス。貧しいけれど幸せな家庭。どこにでもあるようなアンの生活が淡々と語られていく。
ある日、夫と娘達を送り出した彼女は腹痛で倒れ病院に運ばれる。診察を担当した医師が彼女に告げた検査結果は、「余命2~3ヶ月」。若さゆえ癌の進行がはやく、既に手遅れだと。 病院から戻った彼女は、家族に「だたの貧血だった」と嘘をつく。誰にも自分の病気のことを話さないと決心した彼女は、「死ぬまでにしたいこと」のリストをノートにメモする。それはちょうど10項目になった。
その日からはじまったアンの死ぬための準備。自分が死んでも世界は変わらず続いていくという孤独感を抱きながら、彼女は1つずつ計画を実行して行く・・・。そしてそれは、平凡で退屈な毎日を充実した日々に変え、彼女は初めて「生きる」ことの喜びを感じることができた。しかし彼女の死は確実に近づいている・・・。
■アンと夫の会話がとてもいい。お金は無いけれど幸せなんだろうなぁと感じる。また会話の中に「ニルヴァーナ・ラストコンサート」や「ミリ・ヴァニリの口パク事件」なども出てきて洋楽ファンは面白いかも知れない。それからサラの母親役は「デボラ・ハリー」。あのブロンディーのアイコンがおばあちゃん役。
夫役は「スコット・スピードマン」。そして彼女の恋の相手役は「マーク・ラファロ」。マーク・ラファロは繊細すぎる男性をとてもうまく演じていたと思う。彼女の病を知らぬまま別れ、死後に届く彼女のメッセージ。「失われた人生に何の未練もないけれど、・・・あなたと恋に落ちた。人生は案外ステキね。あなたとのダンス楽しかったわ・・・・」車を止めてテープから流れるアンの声を聞いている。彼の切ない気持ちが痛いほど伝わってくる。
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■ラストシーン。遠くで子どもと夫の声を聞きながら静かに息を引き取っていく。夫と子どもがいつまでも幸せであるようにと祈りつつ。「限りなく深い母性」にただだた涙。
死を目の前にしたとき、人はどのように生きるのか?という重いテーマを、あっさりと描いています。しかし、日本語タイトルほど、軽いのりではありません。なぜ原題を使わなかったのか???
★「死ぬまでにしたい10のこと」

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★DVD2枚組仕様(本編DISC+特典DISC)
<映像特典>
●メイキング
●予告編(海外版・国内版)
●TVスポット(海外版・国内版)
●監督・キャストインタビュー
※本編約106分/カラー/片面2層/ビスタサイズ/字幕:日本語・英語・吹替用/音声:英語5.1ch・日本語ステレオ
※監督・脚本:イザベル・コヘット、製作:エステル・ガルシア、ゴードン・マクレナン、製作総指揮:アウグスティン・アルモドバル、ペドロ・アルモドバル、オグデン・ギャヴァンスキー、撮影:ジャン=クロード・ラリュー
出演:アン...サラ・ポーリー「めぐり逢う大地」「スウィート ヒアアフター」(根谷美智子)、リー...マーク・ラファロ「ウインドトーカーズ」(山路和弘)、ドン...スコット・スピードマン「フェリシティの青春」(三木眞一郎)、隣のアン...レオノール・ワトリング「マルティナは海」「トーク・トゥ・ハー」(幸田夏穂)、アンの母...デボラ・ハリー(久保田民絵)















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