「BUZZ & BEAT!」(29) -2010.1.19.TUE-
『Them Crooked Vultures』
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更新日10.01.19 コメント:0件 トラックバック:0件
2010年寅年! 今年はどんな年になるのか?
などと思っているうちに1月も半分以上が過ぎてしまった...。
■さて、毎年「新語流行語大賞」なるものが発表されるが、昨年の大賞には「政権交代」が選ばれた。一方、主に英語に関するトレンドを追跡するサイト「Global Language Monitor(GLM)」は、昨年世界で最も流行した英語の言葉(単語)は「Twitter」だとする調査結果を発表。2位は「Obama」(オバマ米大統領),3位は「H1N1」(新型インフルエンザ)。
※Twitterは2006年に始まったミニブログ・サービスで,今何をしているかを最大140文字の短いメッセージとして投稿し,他のユーザーや友人とコミュニケーションを取ることができる。この調査では,GLM独自のアルゴリズム「Predictive Quantities Indicator」を用いて,メディアやインターネット上で使われた言葉を分析した。「今年は,数々の政治的大事件,感染症の世界的流行,金融危機の影響,人気歌手の死など大きな出来事が続いたが,Twitterがそれらすべてを抑えて首位に立った。Twitterは,すべてのやりとりを140文字に制限するという,新たな社会交流の形を表すものだ」とGLM社長のPaul JJ Payack氏は述べている。因みに、昨年最も流行した英語フレーズは,急死したマイケル・ジャクソン氏の愛称「King of Pop」。次いで,オバマ大統領の熱狂的支持者を表す「Obama-mania」,「Climate Change」(気候変動)と続いた。英語人名の首位は「Barack Obama」,2位は「Michael Jackson」,3位はオバマ大統領夫人を指す「Mobama」だった。
■話しは昨年の「新語流行語大賞」に戻るが、トップ・テンに選ばれた中で「草食男子」というのがあった。これは、コラムニストの深澤真紀が2006年に命名。「協調性が高く、家庭的で優しいが、恋愛やセックスには積極的でない、主に40歳前後までの若い世代の男性を指す。自動車の購入など顕示的消費にも興味を示さず、バブル崩壊後の経済停滞が、その精神構造に影響を与えたという指摘もある。」と解説されていた。まあ、ギラギラした部分が欠如したおとなしい男のイメージのようだが、今年はその反動で「肉食男子」みたいな超アクティヴで脂ぎった男達が台頭してくるのか?物事、そう短絡的にはいかないでしょうが、今年はハゲタカのように逞しく生きていきたいと思う。
※今年、この「Twitter」は更なる増殖を続け、この先どんな波及効果が現われるのか?140文字以内の「つぶやき」「ぼやき」が世界を揺るがす情報源になるかもしれない。因みに私も「Twitter」をやっているが、今のところ音楽好きなオヤジの戯言とYOU-NEXTの更新情報をUPしているくらい。それでも、とんでもない国のユーザーからフォローされたりして面食らうことがある。世界は狭くなった。そして個人が手軽にワールド・ワイドなブロードキャストと成り得る時代。面白いようでもあり怖いようでもある。
▼Twitterの詳細はこちらへ!
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「BUZZ & BEAT!」MUSIC!
今年最初の音楽クリップは、前記した「ハゲタカのように逞しく...」ではないが、「ハゲタカ」をバンド名に持つグループを紹介したい。前回の「Chickenfoot」に続き、これまたSUPER OYAJI GROUPである!
2009年前半に結成されたクールでHOTなROCKを聴かせてくれる。すでにチェック済みの音楽ファンも多いことと思うが、そのバンドとは...、
「Them Crooked Vultures」
ゼム・クルックド・ヴァルチャーズ(実際はクルックドではなくクルーキッドと発音するらしい!?)は直訳すると「捻じ曲がったハゲタカ達」と言った感じになり、ネーミングからしてなかなか面白い。
まずはこのクリップから!
▼Them Crooked Vultures - Elephants
■Them Crooked Vulturesのラインアップは...、
Led ZeppelinのJohn Paul Jones(ジョン・ポール・ジョーンズ)、Foo FightersのDave Grohl(デイヴ・グロール)、そしてQueens of the Stone AgeのJosh Homme(ジョシュ・オム)の3人。どんなバンドか?という質問に対し、彼らは冗談めかしにこう答えた。「レッド・ツェッペリンからきたベース・プレイヤーとニルヴァーナのドラマーと共にクィーンズ・オフ・ストーン・エイジの男が歌を歌いギターを弾いているようなサウンドだよ!」...と。当たり前の話すぎて却って訳が分からないコメントだが、実際彼らの音楽を聴いてみると何となくその意味が見えてくるような気がする。それぞれの個性が活き活きと際立ちまさに三位一体のフュージョン・サウンドになっているからだ。また、彼らの音楽がひとつの枠組みとして捉われることを好ましく思っていないようなので、そんな返答になったのかもしれない。
■2005年、「Foo Fighters」のアルバム「In Your Honour」にジョン・ポール・ジョーンズが参加をし、その頃からジョンとデイブ・グロールとの交流が始まった。またデイブは、クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジの作品にドラマーとして加わり、フジ・ロック・フェスティバルにもドラマーとして共演するなどし、ジョシュともコネクションを持つようになった。このような背景から、Them Crooked Vultures結成の鍵を握っていたのはデイブと思われる。彼は礼儀正しく性格も明るい「人格者」として知られている人物で、そんなデイブの呼びかけに対し2人とも快諾したに違いない!?
Them Crooked Vulturesは2009年8月9日、シカゴで初ライブを行った。- ライブではギター、ベース、キーボード、バック・コーラスなどを担当するAlain Johannes(アラン・ヨハネス)がプラス・ワンとして参加する - その後、ヨーロッパでも様々なところで彼らのパフォーマンスを披露。なにせこのメンバーだけに各地で大好評を得たのは言うまでもない。そして2009年12月にはセルフ・タイトルのアルバムをリリース。これが文句なしの素晴らしい仕上がりである。この3人でどんな化学反応が起きるのか?最初は、どうにもイメージできなかったが聴いて納得である。
ツェッペリンのお家芸のような変拍子をスパイスに取り入れたようなストレートにして複雑なリズムセクション、新鮮かつ斬新なサウンド!緊張感の中に垣間見ることができるベテランの寛容さ!...などなど、遊び心もあって驚きのロック・ナンバーが津波のように押し寄せる。ツェッペリのダ・ヴィンチとも言えるジョンが奏でる珠玉のベースライン、デイブのパワフルで弾けるようなドラム、そしてジョシュのクールでエモーショナルなヴォーカルと骨太でエッジの効いたギター!化学変化どころか核融合的な印象を持った。
■そしてこの核融合にはジョン・ポール・ジョーンズの存在が大きいだろう。ベーシストとしてのその抜きん出た超一流の実力は誰もが認めるところだが、ギター(トリプル・ネック・ギターも)、マンドリン、キーボード、オルガン、メロトロン、バンジョーなど多くの楽器の演奏を得意とするマルチプレイヤーでもある。そして彼の知的で温和な性格、作曲・アレンジにおける音楽的才能およびセッション・ミュージシャン時代の経験はレッド・ツェッペリンの成功に多大な貢献をした。さらにクラシックから東洋音楽への造詣まで実に幅広い嗜好性を持っている点も改めて強調したい。レッド・ツェッペリンに単なるハードロックバンドではない多様性を与え、ややもすれば暴走しがちなライブ・パフォーマンスにおいても朋友ジョン・ボーナムをフォローし完璧なリズムセクションを構築して、全体を巧みにコントロールできるスキルとセンスは半端ではない。そんなジョンの英知と、アーティストとしてベテランの域に達しているデイブとジョシュの充実したパフォーマンスが巧みに融合している気がする。
▼Them Crooked Vultures - Warsaw part 1
※余談だが、ジョンがエレキ・ベースを始めるきっかけとなったのが、シカゴのミュージシャンPhil Upchurch(フィル・アップチャーチ)の演奏にインスパイアされたからとある。フィル・アップチャーチはジャズ、ソウル、R&B、ブルース系のギタリストで、その流暢でソウルフルなギターは高い評価を得ている。セッション・ミュージシャンとして数多くのアーティストのサポートをしてきた。グラミー賞にも輝いたジョージ・ベンソンのアルバム「BREEZIN」ではリズム・ギターを担当しているが、その卓越したプレイは光っている。また、ギターの他にベースもこなすが、これがまた見事なのだ。自身のアルバムはビッグ・ヒットには恵まれなかったが、セッション・マンとしてそれぞれの楽曲を抜群のセンスでサポートしてきた。一見地味ながら、そのプレイの一つ一つは確かなスキルと天性のセンスに裏付けられており、「最強のサイド・マン」とも言える。そんなフィル・アップチャーチに惹かれたと言うもの如何にもジョンらしいかもしれない。
■リズム・セクションに対するジョン・ポール・ジョーンズのアティチュードを示すコメントがWikipediaに掲載されていたのでちょっと紹介したい。
「ジョン・ボーナムと一緒にやっていた時、僕は自分のサウンドとラインがドラムを補って完全な『リズム』となるよう心掛けた。彼も僕に対してそうあろうとしていたのは解っていたし、2人ともリズム体を一つのモノとして捉えていたよ。バンドがいかに良い音を出すかというのが肝心な点であり、僕たちは出来る限りジミー・ペイジとロバート・プラントを引き立てようとした。ジミーがソロを弾いていたら、僕たちはシッカリとしたバッキングで彼のソロを支える。でもそれは、紙に書き出しておいた計画ではない。バンドに対して完璧に一生懸命だっただけなんだ。」...と。
Them Crooked Vulturesでもその精神は継承されているようだ。64歳にしてここまで新しい音楽を追求し実践できるジョンの底知れないポテンシャルにはただただリスペクトあるのみだ。ミュージシャンには、どんなに一流になろうとも憧れの人と一緒に音楽をやりたいという少年のような願望があるようだが、なんとも楽しそうに溌剌とドラムを叩くデイブ・グロールの姿にはその気持ちがよく表れている。そんな先入観があるのかもしれないが、デイブのドラムはパワフルで活き活きとしている。また、2人の強力リズムセクションをバックにのびのびとプレイに没頭しているジョシュはこれまで以上に輝いて見える。とにもかくにも、一度聴いたらクセになる新しいグルーヴを感じる、Bluesベースの素晴らしいバンドだと思う。
彼らには少しでも長く活動を続けてもらいたいし、次なるアルバムにも期待したい。願わくば近い将来、日本でもその素晴らしいライブを是非観たいものだ。
▼Them Crooked Vultures - Mind eraser, no chaser
▼「Them Crooked Vultures」YOUTUBEチャンネル
![]()
▼Them Crooked Vultures Official Website
http://www.themcrookedvultures.com/us/home
▼John Paul Jones Official Website
http://www.johnpauljones.com/
▼Phil Upchurch Official website
http://www.philupchurch.com/
▼アルバム「Them Crooked Vultures」

||| TRACKS |||
(1) ノー・ワン・ラヴズ・ミー・アンド・ニーザー・ドゥ・アイ (2) マインド・イレーサー、ノー・チェーサー (3) ニュー・ファング (4) デッド・エンド・フレンズ (5) エレファンツ (6) スカムバッグ・ブルース (7) バンドリアーズ (8) レプタイルズ (9) インタールード・ウィズ・ルーズ (10) ワルシャワ・オア・ザ・ファースト・ブレス・ユー・テイク・アフター・ユー・ギヴ・アップ (11) カリギュラヴ (12) ガンマン (13) スピニング・イン・ダフォディルズ
★Led Zeppelin関連作品!
★Foo Fighters関連作品はこちらで!
★Queens of the Stone Ageの作品はこちら!
★Phil Upchurchの作品はこちらで!
||| Phil Upchurch★REFERENCE WORK|||
「BREEZIN」

※ヘッドフォンで聴くとフィル・アップチャーチのリズムギターの凄さが判る味わい深い面も持った本作は、アメリカ音楽業界の奥深さとミュージシャン達のレベルの高さが聴くものを震撼させるアルバム。
||| EXTERNAL★LINKS |||
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※オリジナルチューンナップムーブメントを搭載。機械式時計が持つ、メカニカルな躍動感をスタイリッシュなデザインフォルムで提案します。
INDEPENDENTは1996年から2000年頃に、アーティストやデザイナーとのコラボモデルなど、独自のスタイルでコアなファンに絶大な支持を受けたシチズンのウォッチブランド。
「独立」を意味するブランドネームに込められた、既成の価値観やカタチにとらわれない「自由な価値観」というアイデンティティは引継ぎつつ、独創的でモード感溢れるデザインのファッションウオッチとして復活。
【素材】 側材質:ステンレス[SS]、ガラス:球面クリスタルガラス、バンド:カーフ
【防水】 10気圧防水
【機能】 機械式腕時計、自動巻き+手巻き、平均日差:-20~40秒、振動数:21600回/h、石数:21石、24時間表示
||||| Les Paul Traditional |||||
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ピックアップは、フロントに'57クラシック、リアに'57クラシック・プラス・ハムバッカーを搭載。コントロール・ノブには、初期のレス・ポールや、80、90年代に好まれて使われた、素早いコントロールにも対応しやすいスピード・ノブを採用しました。
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